呼吸器内科
睡眠時無呼吸症候群の治療法とは?CPAP(シーパップ)とはどのようにして使うの?

こんにちは。
「妙蓮寺駅」より徒歩約6分、横浜市港北区の内科・呼吸器内科【妙蓮寺つゆき内科呼吸器クリニック(旧 露木クリニック)】です。
睡眠時無呼吸症候群は、寝ている間に呼吸が止まることで酸素不足を引き起こし、健康にさまざまな悪影響をおよぼす病気です。
10秒以上呼吸が停止する無呼吸や低呼吸の回数が、1時間で5回以上15回未満なら軽症、15回以上30回未満なら中等症、30回以上を重症と分類されています。
参照:J-STAGE 日本内科学会雑誌第104巻第3号「睡眠時無呼吸症候群~診断と治療~」 >
放置すると高血圧や心疾患、脳卒中のリスクを高めるため、早めの治療が重要です。
今回は、睡眠時無呼吸症候群の治療で使用する「CPAP(シーパップ)」についてお話します。
治療には空気圧で気道を広げる「CPAP(シーパップ)」を導入
当院では、睡眠時無呼吸症候群の治療に「CPAP(シーパップ)」という機器を使用します。
「CPAP(シーパップ)」とは、「Continuous Positive Airway Pressure(コンティニュアス・ポジティブ・エアウェイ・プレッシャー)」のことで、日本語では「経鼻的(けいびてき)持続陽圧呼吸療法」といいます。
寝ている間に鼻に空気を送り込み、気道が塞がるのを防ぐ治療法です。
本体装置をベッドサイドに置き、鼻に装着するマスクに空気を送ることで無呼吸の発生を防ぎます。
そうすることで酸素供給が安定し、睡眠の質の向上をめざせるのです。
CPAP(シーパップ)の使い心地と睡眠への影響
CPAPを使用する際、多くの方が気にするのが装着時の快適さや睡眠への影響です。
「マスクをしたまま眠れるの?」などが心配な方もいらっしゃるかもしれませんね。
CPAPは継続使用することで効果が期待できます。
最初は違和感を覚えることもありますが、徐々に慣れていく方がほとんどです。
以下のような点に注意すると、より快適な使用感が得られるでしょう。
・マスクのフィット感
初めは違和感を覚えることがありますが、自分に合ったマスクを選び、適切なフィット感に調整することで使い心地がよくなります。
・寝返りのしやすさ
CPAPは本体とマスクをホース(チューブ)でつなぐため、ホースの位置や長さによって寝返りのしやすさが変わります。
ホースが短すぎたり、長くて絡まりやすかったりすると動きが制限されてしまうため、ホースの長さや位置を調整し、寝返りを打ちやすい環境を整えましょう。
・鼻や喉の乾燥対策
CPAPを使用すると、鼻や喉の乾燥を感じることがあります。
その場合は、寝室を加湿器で加湿するなどの対策を行ってみましょう。
「呼吸が止まる?」睡眠時無呼吸症候群の治療はご相談を
CPAPは、睡眠時無呼吸症候群の効果的な治療法の一つです。
継続して使用することで、睡眠の質が向上し、健康リスクの軽減につながります。
治療を始める際は、医師としっかり相談し、ご自身に合った治療法を選ぶことが大切です。
横浜市港北区の【妙蓮寺つゆき内科呼吸器クリニック(旧 露木クリニック)】では、睡眠時無呼吸症候群の診断・治療を行っています。
睡眠中の脳波や呼吸、筋活動などを測定し、睡眠の質や睡眠障害の有無を調べる「睡眠ポリグラフ検査(PSG)」をご自宅で受けることも可能です。
自宅ならリラックスでき、日常に近い睡眠のデータを記録できます。
「睡眠中呼吸が止まっている」といわれた方や、日中の眠気など気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。
